[インタビュー] MYNAME, "中古新人? もう 'テセドル'(最も旬なアイドル)と呼んでください
“今は‘中古新人’よりも‘テセドル’(最も旬なアイドル)と呼んで欲しい”
グループMYNAMEがデビュー3年目を迎えた。すでに日本では数回の単独コンサートを開催し、外に出るだけでその周辺をマヒさせるほどの認知度を持っている。
だが、MYNAMEの韓国での活動は簡単でなかった。 デビュー曲‘Message’と初シングルアルバムタイトル曲‘Hello & Goodbye’を通して他のアイドルグループと確実に違った歌唱力を認められ、今年の初めに発売したセカンドシングルアルバムタイトル曲‘クッカジコ’ではダンスグループとしての可能性も確立して固定のファンを作ったが、一般的ににMYNAMEという名前は見慣れないだけだった。
そして今年の夏、MYNAMEは大衆に一歩さらに近寄って自分たちの存在感をより浮上させるための秘策のカードを引き出した。今までよりも決然した面持ちで準備した初ミニアルバムで7月の歌謡界に挑戦状を投げたこと。
“‘中古新人’という言葉を聞くたびに心が痛かったが、一方ではより一層燃え上がるのを感じることができました。 最近はアイドルグループがあまりにも多いから、さらに頑張らなければならないというむち打ちとして受け入れました。 特にメンバーみんな、今回のアルバムを通じて一段階さらに上にのぼらなければならないという思いを持っていたので、良い結果を出すために毎日夜を徹しながら本当に死ぬ覚悟で一生懸命準備しました。”
MYNAMEの初ミニアルバムには中毒性の強いダンスタイトル曲‘Baby I’m Sorry’をはじめ、メンバーのハーモニーが際立つ‘In My Place’,経験を経た男性美が感じられる‘Let Me Cry’,感覚的なエレクトロニックサウンドが入った‘Luv Taker’など多彩な魅力を持った6曲が収録された。
メンバーの血と汗にまみれた努力と固い意志が大衆にも伝えられたことだろうか。 MYNAMEは今月4日ミニアルバム音源公開と同時に各種オンライン音源チャートとポータルサイトリアルタイム検索語上位を占領し、成功的な復帰となった。
それだけでなく9日オフラインで発売されたアルバムもまた、国内レコード販売集計サイトであるハンターチャートでリアルタイムおよび日刊チャート1位を占めた。
“反応が良いという話を聞いても正直あまり実感がありません。僕たちが考えても今回のアルバムが今まで発表した作品の中で最も完成度が高いと思いますが、それでもまだ性に物怖じしません。 もちろんやりがいを感じるけど、死活をかけて準備したアルバムなのでさらにうまくいったら良いという欲が出ます。 最近僕たちを‘テセドル’と呼んでくださる方々が多いんですよ。 僕たちも認める‘本当にテセドル’になりたいです。”
本当はメンバーみんなが初めから‘Baby I’m Sorry’をタイトル曲として目をつけていたものではなかった。 音源で発売される前に、撮影用で使ったことがある曲なので‘新曲’というときめきがあまりなかったとのこと。
むしろ‘Luv Taker’が音楽市場のトレンドに似合うんじゃないかという意見もありました。でも、他の先後輩歌手らと確実な差別をするためには‘Baby I’m Sorry’を選択することが正しいという結論に至りました。
“正直‘Baby I’m Sorry’も大衆には新しい曲だけど、僕たちはそうではないから新鮮な感じがあまりなくて迷いました。タイトル曲として最終決定した時は‘どうすればこの曲でより強い印象を残すことができるだろうか’ということが一番の悩みでした。 そうするうちにメンバー同士がお互いに話さなくても各自のパートの録音とパフォーマンスにさらに精魂を込めて努力するようになったんです。‘僕たちもたくさん成長したんだな’と感じることができましたよ。(笑い)”
タイトル曲‘Baby I’m Sorry’はブロックバスター級スケールのミュージックビデオで大きな話題を集めた。MYNAMEメンバーらと俳優ユ・オソン、総合格闘技選手チュ・ソンフンが釜山(プサン)海辺を背景に繰り広げられた派手なアクション演技と強烈な音楽が合わさってとてつもないシナジー効果を発揮した。
約30~60分の短編映画としても製作される予定のこのミュージックビデオはオンライン上で公開されて半日で再生回数100万回を突破した。
“スタッフらと約124時間の間夜を明かしながら撮影しました。身体は疲れてだるかったけど良い経験、また良い勉強になったのですごく満足してます。 多くの方々が好評して下さってさらに気分が良いです。 多少残忍な場面が含まれていてR19判定を受けることになったのは少し残念です。でもそういう点を意識して表現の自由を抑圧受けたくありませんでした。結果はとても満足してます。映画バージョンも必ず期待して下さい。ミュージックビデオは尺の関係上、見せることが出来なかった内容が多いですね。 短編映画祭にも出品する予定なので多くの応援お願いします。”
ステージの上では誰よりもカリスマあふれる姿を見せる五人のMYNAMEメンバーはインタビューずっと平凡ではない‘芸能感’を発揮して笑いが絶えなかった。
意地悪な少年のような茶目っ気と純粋さを兼ね備えているけれど、音楽に関する話をする時だけは真剣な目つきに変わる彼らの姿に熱い情熱を感じることができた。
“僕たちを愛して下さる日本のファンの皆さんには心から感謝しているけれど、もう韓国でもさらに高い大衆的認知度を積みたいです。 いくら日本で人気があってもそこだけで活動することはできないですからね。普段は気楽で身近な、でも、ステージの上では誰よりもカッコイイ歌手としての姿をお見せするので関心を持って見守って下さい。”